貧血 寝起き

「寝起きにめまいが…」これって貧血?

寝起きにくらっとくる…これは貧血の症状なの?

「寝起きにくらっとくる」「極端に寝起きが悪い」「寝起きのとき、足元がおぼつかない」そう感じたとき、私たちはついつい「あ、貧血かも」と言ってしまいますよね。でもこれ、本当にそうなのでしょうか?
もちろん貧血によって、上記のような症状がでることもあります。しかしその割合は意外なほど少ないです。むしろこのときに起こっているのは、「起立性調節障害」と呼ばれるものです。起立性調節障害というのは、寝ているとき、あるいは座っているとき、足の方に血液が流れてたまり、頭にあまり血が回らなくなることによって起こるものです。

起立性調節障害について

この起立性調節障害は、「病気」ではありません。もちろん症状がとても重く、日常生活が営めないほどきつい、ということであれば、医師の診断を受けることをオススメしますが、多くの場合、起き上がり方を変えることによって改善します。
いきなり上半身を起こすのではなく、足からゆっくりと床につけ、横寝の状態から腕を使い、徐々に体を起こしていく――――こうするだけで、かなり症状がよくなります。
また、起立性調節障害だけでなく寝起きのときの三半規管の働きがちょっと鈍かったりすることによってこのような症状が起こることもあります。貧血が原因の場合、そのうちの70パーセントは鉄分の摂取を行っていくことで改善することが可能です。